新宿から中央線特快で甲府方面に約1時間。小仏(こぼとけ)トンネルを抜けると、都会の雰囲気とはがらりと変わって、山々に囲まれたのどかな景色が眼前に現れる。東京都と山梨県の狭間(はざる)に位置する神奈川県の最北西端「相模原市藤野(ふじの)町」で、大地に根ざし、共生と共有(シェアリング)を大切にした暮らしを新しく始めようとしている人たちがいる。
「里山長屋暮らし」と名づけられたこのプロジェクト。ヒノキの植林やコナラなどの雑木林に隣接した200坪ほどの土地に、4世帯が居住できる「長屋」が平成21年に誕生する。各住居は畑付きで、長屋の西側に設ける「共有スペース」に風呂、洗濯機、台所、食品庫、居間、デッキなどを配し、共同で使用する。各世帯の住居は約20坪とコンパクトな造りになる予定だ。
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